1月31日 〜 大根 〜
秋冬野菜の筆頭とも言える大根。
今回は、「大根おろし」についてのお話です。
大根に含まれる「イソチアサネート」という辛み成分には、殺菌効果があります。
焼き魚に大根おろしを添えて一緒に食べる事によって、焦げた部分の発がん性物質を解毒する効果が期待できます。
また、消化酵素である「ジアスターゼ」も含んでおり、胃腸の働きを整えるのに一役かってくれます。
繊維を壊して生で食べる大根おろしは、体内での吸収が良く、ジアスターゼを効率よく摂取する事ができるのだそうです。
大根おろしを作る時は、食べる直前にすり下ろすようにしましょう。
時間の経過とともに、ジアスターゼ、ビタミンCが減少していくからです。
今回は、大根おろしを使ったレシピをご紹介します。
小松菜とささみのみぞれ和え
■材料(4人分)
小松菜・・・・・・・・・・・・・・1束(約200g)
鶏ささみ・・・・・・・・・・・・・2本(約100g)
酒・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
大根おろし・・・・・・・・・・・・200g
ポン酢・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
■作り方
(1) 大根おろしをザルにあげ、水気をきっておく。
(2) ささみのスジを取り除き、酒と塩をからめる。
耐熱皿に並べてラップをかけ、レンジで1分加熱する。
ささみを裏返して更に1分加熱し、冷ましておく。
(3) 鍋に湯を沸かし、小松菜をサッと茹でる。冷水にとって冷ましたら水気を絞り、
3cmの長さに切る。
(4) ささみの粗熱が取れたら、食べやすい大きさに裂く。
(5) ボウルに小松菜、ささみ、大根おろしを入れて混ぜ合わせる。
(6) ポン酢を加えてサッと混ぜ合わせ、器に盛る。