7月〜 ピーマン 〜
ピーマンは一年を通して出回っていますが、本来の旬は夏。
ビタミンCを多く含む野菜ですが、この時期は特に含有量が多いのだそうです。
他にも、βーカロテン、ビタミンEなどを豊富に含んでおり、相乗効果で肌トラブルを改善し、美肌対策に効果が期待できます。日焼けなどで肌がお疲れ気味のこの時期にありがたい食材ですね。
特有の香りは「ピラジン」とよばれる成分で、血液中の老廃物を取り除き、サラサラにしてくれる効果があると言われています。
味の特徴である苦味から、子どもの苦手な野菜にあげられることが多いのですが、切り方で苦味の出方も変わってきます。ピーマンの細胞は縦方向に並んでいるので、細胞に沿って縦に切ると苦味が出にくく、横に切ると細胞を絶ち切る事で苦味が出ます。
子どものピーマン嫌いをなくそうと、苦みや香りを抑えた「子どもピーマン」という品種も開発され、注目を集めています。
ピーマンは油との相性がいい食材です。炒め物によく使いますが、今回はごま油を風味づけに使った簡単レシピをご紹介します。
熱湯で湯通しする事で鮮やかな翡翠色に仕上がるので、是非お試しください。
ピーマンの塩昆布和え
≪ 材料:4人分 ≫
ピーマン 5個
塩昆布 5g
ごま油 小さじ1
白いりごま 少々
≪作り方≫
(1)ピーマンのヘタ、種を除き、せん切りにする。
(2)鍋にお湯を沸かす。沸騰したら(1)を入れて5秒ほど湯通しし、ザルにあげる。
(3)塩昆布と(2)を和えて5分程おく。
(4)ごま油を加えて混ぜ、器に盛り付けて白いりごまをふったら完成♪