9月20日 〜じゃがいも〜
夏が終わり秋の気配を感じるようになると、ほっこりした食べ物が恋しくなってきます。
じゃがいもは1年を通して食べているけれど、この時期に特に食べたくなる食材の1つです。
ほっこり食感は、心もカラダも温かくしてくれる…そんな気がしませんか?
煮る、揚げる、炒める、蒸すなど、色々な調理法でいただける事、年間を通して入手しやすい事もあり、使い勝手のいい野菜の筆頭となっています。
栄養価の高さから、フランスでは「大地のりんご」とも呼ばれ、親しまれています。
じゃがいもに含まれるビタミンCは、熱に強く加熱しても損失しにくい特徴がありますが、これは主成分であるデンプンがビタミンCを保護するためです。
その他、カリウムや食物繊維も豊富に含まれています。
最近は色々な品種を目にしますね。素材の持つ特徴を考え、お料理に合わせて選ぶ事ができるようになりました。シャドークイーンやインカパープルなど、紫色の果肉をしているものもあります。
保存する際は、風通しのよい冷暗所へ。日に当てると、ソラニンという毒素が生成されるので、注意が必要です。リンゴと一緒にポリ袋に入れると、リンゴから発生するエチレンガスが発芽を抑えてくれます。
今回は、じゃがいもをカリカリに焼いて食べる「ガレット」をご紹介します。
「ほっこり」と「カリカリ」のどちらの食感も楽しめる食材ですので、この時期美味しさを満喫してくださいね。
ツナとチーズのガレット
■材料(2人分)
じゃがいも 2個(300g位)
ツナ 1缶
溶けるチーズ 50g
サラダ油 適量
ケチャップ 適量
■作り方
(1). じゃがいもをせん切りにする。ツナは油をきっておく。
(2). 直径20センチのフライパンにサラダ油を入れて熱し、じゃがいもの半分量を全体に広げる。その上にツナ、チーズも広げ、残りのじゃがいもをのせる。
(3). フライ返しで押さえながら中火で7〜8分焼き、カリッと焼けたら裏返す。
裏面も時々押さえながら7〜8分焼く。
(4). 食べやすい大きさにカットする。器に盛りつけてケチャップを添えたら完成!!