皆さん、こんにちは。
今回から、こちらのコーナーを担当させていただく事になりました。
皆さんに楽しんでいただけるよう、わたし自身も楽しみながら「野菜のいろいろ」をご紹介していこうと思っています。よろしくお願いします。
大潟村はとても素敵なところで、畑に向かう道はまっすぐの1本道。両面一面に田んぼが広がり、左手の奥には寒風山が雄大な姿を見せています。
畑の野菜たちのパワーを分けてもらいたくて、時々さとうこまちさんの畑にお邪魔するわたし。畑では、いつもおばあちゃんが待っていてくれます。野菜の事になると好奇心が膨らんで、色々質問するのですが、その1つ1つにやさしく丁寧に答えてくれるおばあちゃん。
わたしのパワースポットを聞かれると「畑」と答えるのですが、このおばあちゃんの存在が大きいのかもしれません。
おばあちゃんが毎日飲んでいるのは、ゴボウ茶。
大変な畑仕事を笑顔でこなし、元気に暮らしていらっしゃるのは、コレが秘訣なのかな?
今回は、おばあちゃん直伝のゴボウ茶の作り方を紹介します。
(1) ゴボウは水洗いして泥を落とす。皮は剥かないこと。
(2) ささがきにして、ストーブのそばで2日間位乾かす。
(3) 乾燥したものを、フライパンで乾煎りして完成。
(4) 急須にティースプーン2杯位が目安。色、香りがするうちは、数回飲める。
ゴボウは、中国では利尿作用がある薬草として利用されていて、それが日本に渡ってきました。
今でも食用として利用している国はわずかです。薬用というだけあって、様々な効能をもたらしてくれます。ちょっと、ご紹介します。
(水溶性食物繊維)
コレステロールを吸着して体外に排出する。
血糖値の上昇を抑える。
(不溶性食物繊維)
腸のぜん動運動を活発にして、腸の働きを整える。
(ポリフェノール)
抗酸化作用(老化防止) ゴボウのアクの主成分
〜良品の選び方〜
太すぎず、直径2センチ位まで。
皮に傷のないもの
〜保存方法〜
土つきの場合:新聞紙に包んで、冷暗所で保存
洗いゴボウの場合:ラップに包んで野菜室で保存