11月20日 〜春菊〜
11月から3月にかけて旬をむかえる春菊。
1年を通して流通していますが、柔らかく香りが良いのは秋から冬にかけての時期です。
春に花を咲かせる事から「春菊」と呼ばれていますが、関西では「菊菜」とも呼ばれています。
β-カロテンが豊富な緑黄色野菜で、アンチエイジング、美肌効果、免疫力を高める働きなど、様々な効果が期待できます。
また、骨を生成する上で欠かせないカルシウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラルも豊富です。独特の香り成分は、消化促進、食欲増進などの作用があると言われています。
種類は大きく分けて3種類。
「大葉種」・・・ 葉の切れ込みが浅いもの。
「中葉種」・・・ 葉の切れ込みが深いもの。
「小葉種」・・・ 切れ込みが深く、葉が細いもの。
茎が細くて短いものがやわらかくソフトな口当たり、太いものはワイルドな風味です。
食べ方によって使い分けるのもいいですね。
保存する際は、濡れた新聞紙に包んでビニール袋に入れ、野菜室へ。横にせず立てておきましょう。
普段は鍋物の食材として使われる事が多い春菊ですが、生で食べると特有の風味を楽しめます。
今回は、簡単にできるサラダをご紹介します。
春菊のサラダ
■材料(4人分)
春菊 150g
カニ蒲鉾 50g
白ゴマ 適量
★鶏ガラスープの素 小さじ1/2
★ごま油 大さじ2
★塩 2つまみ
■作り方
(1) 春菊の葉の部分を摘む。カニ蒲鉾は細く割く。
(2) ボウルに★を入れて混ぜ合わせ、(1)を和える。
(3) 器に盛り付けて白ゴマをふる。