秋田にも春到来♪雪が消えて、太陽が顔を出す時間も少しずつ長くなってきました。
お天気が良くて暖かいと、気持ちが軽くなってわくわくしてきますね。
今回は、「山うど」についてご紹介したいと思います。
「うど」は、光を当てずに軟化栽培したもの。そして「山うど」は、山に自生したものの他に、根元に土を盛って軟白したものに、ある程度の光を当てて栽培したものもあります。
この写真は、ハウス栽培した「山うど」です。土がかぶさった部分は白く、光に当たった部分は緑になっています。軟白栽培した「うど」に比べ、野性味あふれる風味と香りの高さ、歯触りが特徴です。
「うど」は、タラノキ科に属します。穂先を見ると、なるほどと思われませんか?
タラノメ同様、天ぷらでいただくのが美味。油で調理することで、個性的な風味に甘みが加わって深い味わいとなります。
また、味噌との相性も抜群です。酢味噌和えやクルミ味噌和え、味噌汁やお吸い物の具としてもおススメ。シャキシャキした食感を楽しんでください。
剥いた皮は、キンピラにすると美味しくいただけます。
捨てるところがないので、丸ごと春の味覚を堪能できますね。
我が家の子供たちには、ボリュームが出るようお肉をプラスして、満足のいく一品に。
「うどと豚肉の塩麹炒め」です。
自家製の塩麹少量で味付けし、粗挽き胡椒で味にアクセントをつけています。
簡単に作れて子供たちにも好評でした。
個性的な風味ながら、色々な料理に利用できる食材です。
旬のこの時期、是非皆さんのアイディアで美味しくお召し上がりください。