こんにちは。
今回は、オクラについてのお話です。
オクラの原産地は、アフリカ。灼熱の地で生き抜くパワーは、わたし達の夏バテ対策にもパワーを発揮してくれます。ネバネバ成分の正体は、水溶性たんぱく質のムチン、ペクチン。粘膜の保護作用やたんぱく質の消化を助ける作用があり、胃腸が弱りがちな真夏にはありがたい効用です。その他、疲労回復に有効な成分とも言われています。。
そして、ビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミンや、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。。
オクラを茹でるには、下処理が大切です。このひと手間でおいしさがグンと変わるので、是非手をかけてください。
(1) 軸を切り落とし、ヘタの周囲をぐるりと包丁で剥きます。
(2) 塩をまぶし、指でこすって産毛を取り除きます。
(3) 表面に楊枝で数か所穴を開けます。
塩でこすることにより、口当たりが良くなりキレイな色に茹であがります。
そして、数か所穴を開けると、茹でた後に実が縮みません。
オクラの実は、サクっとした歯応え。刻むことでネバネバ感がアップします。
スライスせずにさっくり感、細かく刻んでネバネバ感と、2つの楽しみ方ができますね。
保存についてですが、暑いところで育った為低温に弱く、日持ちのしない野菜です。
すぐに食べない場合は、固めに茹でて冷凍しておくと便利です。
小口切りで冷凍すると、解凍後そのまま食べられます。スライスせず冷凍したものは、炒め物がおススメです。
これから旬を迎えるオクラ。
おいしく食べて、この夏元気に過ごしましょう。