9月30日 〜 サトイモ 〜
秋の気配を感じると、ほっこりとした料理が恋しくなります。
今回ご紹介するのは、山形県の郷土料理「芋煮」です。
主役はサトイモ。
特徴であるぬめりは、水溶性食物繊維の一種であるガラクタンなどによるものです。胃粘膜を保護し、免疫力を高める作用が期待できます。
塩で軽くもむ下処理をする事で、煮汁が濁らず調味料がしみ込みやすくなります。
具だくさんで食べごたえがあり、お腹も大満足の一品。
牛肉、野菜の旨味が溶け込んだスープはとびきりの美味しさで、おかわり続出です。
芋煮
■材料(4人分)
牛バラ肉・・・・・・・・・・・・・250g
サトイモ・・・・・・・・・・・・・6個
舞茸・・・・・・・・・・・・・・・100g
長ネギ・・・・・・・・・・・・・・1本
セリ・・・・・・・・・・・・・・・50g
ゴボウ・・・・・・・・・・・・・・1/2本
角こんにゃく・・・・・・・・・・・1枚
だし汁・・・・・・・・・・・・・・1000cc
しょう油・・・・・・・・・・・・・大さじ1.5
酒・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
みりん・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
ごま油・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
■作り方
(1) 牛肉は一口大に切る。
サトイモは皮を剥いて一口大に切る。塩をふって軽くもんでから水洗いする。
(余分なぬめりがとれる)
舞茸は食べやすい大きさに株をわける。
長ネギは斜め切り、セリは3cmの長さに切る。
ゴボウはささがきにする。
角こんにゃくは食べやすい大きさに手でちぎり、下茹でする。
(2) 鍋にごま油を熱して牛肉、ゴボウを炒め、油がまわったらサトイモ、
舞茸、こんにゃくを加えて更に炒める。
(3) だし汁を加え、サトイモが柔らかくなるまで煮込む。
(4) しょう油、酒、みりんを加え、更に5分煮込む。
(5) 長ネギとセリを加え、サッと火を通したら完成。