12月16日 〜大根〜
冬になると出番が多くなる野菜「大根」。
様々な調理法でいただきますが、その中の1つ「大根おろし」についてご紹介します。
辛み、口当たりは、大根の部位、おろし方によって違いが出る事をご存じでしょうか。
上部の葉に近いところは水分が多くて甘みが強く、下部は水分が少なくて辛みが強くなります。
また、おろし方では、おろし金に直角に当ててすりおろすと線維が細かくなって滑らかな口当たりになり、斜めに当ててすりおろすと食感が残る粗めの口当たりになります。
お好み、用途に合わせて使い分けてみてください。
今回は、大根おろしをたっぷり使う餅料理をご紹介します。
餅巾着のみぞれ煮
■材料(4人分)
餅・・・・・・・・・・・・・・・・・4コ
油揚げ・・・・・・・・・・・・・・・4枚
大根・・・・・・・・・・・・・・・・300g
みつば・・・・・・・・・・・・・・・8本
にんじん・・・・・・・・・・・・・・40g
ゆずの皮・・・・・・・・・・・・・・少々
だし汁・・・・・・・・・・・・・・・800cc
うすくちしょうゆ・・・・・・・・・・小さじ2
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
■作り方
(1) 餅は半分に切る。大根はおろしてザルにあげ、水けをきっておく。
みつばは葉と茎にわけ、茎を熱湯にサッとくぐらせる。
にんじんは薄く輪切りにし、型抜きする。
(2) 油揚げは半分に切って袋状に開き、熱湯をかけて油抜きする。
粗熱がとれたらキッチンペーパーで水分をとって餅を入れ、
みつばの茎で巾着状にしばる。(茎の残りは食べやすい長さに切っておく。)
(3) 鍋にだし汁、うすくちしょうゆ、塩を入れて火にかける。
沸騰したらにんじん、(2)を加え、中火で餅が柔らかくなるまで煮込む。
(4) 大根おろしを加え、温まったら火を止めて器に盛る。
みつば、ゆずの皮を散らして完成。